グレイテスト・ショーマンと24時間テレビの思い出し話

グレイテストショーマンを見た時に感じた心のモヤモヤ。

 

「違うとこ」を見世物にして利用している?

終始そのことが頭から離れなかった。

でも、最後のサーカスが燃えたシーンで気づいた。メンバーがバーナムに手を差し伸べる姿をみて、人間って私が思っているより強いのかも、むしろ可哀想だと差別していたのは私の方なのかも、と思った。

これまでの私にとって、生きていく上で、自分のスタンスをぶらさないことが最も大事であり、他人の考え方や価値観に関わることに、口出しをしようという気がなかった。というか、それは他人の自由であるから私がどうこう言うことではないと思っていた。相手を尊重し、あなたはどう思う?と問われてもいないのに、それは違う正しいのはこっちだと、批判的発言することを避けていた。しかし、例えば差別に出くわしたときに、「私はそうは思っていないから」という理由で声をあげないで傍観者でいても、外に変化を起こすことは永遠にできない。無言でいることは差別をしていない気分になっているだけだったと。それが壁になり相手を知ろうとせずに、ただ可哀想という感情を抱いてしまっていた。

 

彼女たちはサーカスが居場所だと言っていた。初めて自分をさらけ出し、認めてもらえた場所という意味だと思う。人間、ハンディキャップあるなしは関係なく、仲間がいて、夢があれば、その場所で生きる希望を自分で見つけていけるのだと思った。たとえ、最初は利用されただけとしても、環境の中でポジティヴに進化していけるのだと。

だから、バーナムに手を差し伸べたみんなは、とっくの前から、自分の意思で、サーカスをすることを選んで生きていたんだね。

 

そして、悩むことはみんな一緒だとも感じた。ハンディキャップ関係なく、皆ベクトルが違えど、それぞれの立場なりの悩みがあって当たり前だと。

 

 

SexyZoneきっかけで24時間テレビを見てそんなことを思い出しました。 24時間テレビに参加された方の挑戦を終えた後の笑顔。これが全てでは。 SexyZoneは、ハンディキャップ自体をみるのではなく、目の前のひとりの人として向き合って、パートナーの悩みを乗り越えるために一緒に挑戦したと思う。同じ目線で一緒に取り組んだと思う。 そして最期の挨拶、新たな出会いと5人への感謝。愛は身近なところから、だなぁ。最後まで素直に等身大に番組をやりきったなぁと。 何もせず頭で分かっているよりも、行動したことでひとりでも笑顔にできたのならばそれこそが大事な事実だと思います。 石ノ森先生の、弱くてもカッコ悪くても頑張って戦う人はみんなヒーローだよ、もすごく素敵な言葉でした。個の心にスポットライトを当ててくれた。(ドラマも作品としてしっかり面白かった〜!) 24時間テレビは終わったけれど、マリウスの教えてくれた大好きな言葉をいつも胸に🧡セクシー時代をつくろう! Love is love in what shape or color. Small things matter the most. STY.